セーバー、アプリのDL100万件超に、人気ランキングも発表
セーバートラベルネットワークはこのほど、2012年に旅行会社向けに開始したBtoBアプリケーションのマーケットプレイス「セーバーレッドアップセンター」で、全世界における総ダウンロード数が100万件を超えたことを明らかにした。現在の登録アプリは100を超えており、世界119ヶ国の11万8000人を超えるユーザーが、2014年12月までに120万6898回のダウンロードをおこなったという。
同社は、2014年11月から12月までの2ヶ月間において、最もダウンロード数の多かったアプリの上位5位についても発表した。1位は有料の「クリップボード・アップ」で、セーバーレッドワークスペース画面上のフライト情報や都市コード、料金などを、ユーザーが見やすい状態で電子メールや書類に貼ることが可能。自社ロゴの挿入や、コンタクト情報のカスタマイズなどもできる。価格は契約のボリュームにより変動する。
2位は無料の「シートグル by トリップアドバイザー」で、ワークスペースで予約したフライトの座席指定を、最新のシートマップやアメニティ情報などを確認しながらできるようにするもの。顧客にはより良い席を簡単に提案できるようになる。3位は無料の「コマンド・トランスレーター」で、アマデウスやアポロなどセーバー以外のGDSの主要コマンドを打ち込むと、自動的にワークスペースのコマンドに変換する。
4位は有料の「ダイナミック・カレンダー」で、ワークスペース画面に2ヶ月分のカレンダーを表示し、予約画面上の日程と連動させることできる。価格は1ロケーションあたり50米ドル。5位は有料の「エアポート・サーチ」で、ワークスペース画面に予約画面と連動したエアポートの周辺マップを表示することで、現地到着後の移動や宿泊などの提案を容易にする。価格は1ロケーションあたり10米ドル。