HIS、都内に訪日専門デスク3ヶ所開設、京都の店舗に続き
エイチ・アイ・エス(HIS)は3月1日に、都内に3ヶ所の訪日旅行専門デスク「TOURIST INFORMATION CENTER」を正式オープンした。同社は1月30日に、京都を訪れる外国人旅行者をターゲットとした専門店舗「KYOTO TOURIST INFORMATION CENTER」をオープンしているが、都内では既存店舗の中に専門のデスクを設けて、サービスを提供する。デスクを開設するのは新宿本社営業所、新宿三丁目本店、銀座本店で、それぞれ2名程度のスタッフを配置する。
提供するサービスは京都の店舗と同様で、オプショナルツアーの販売や、宿泊施設や飲食店などの予約、公共交通機関のパスやSIMカードの販売、海外送金や手荷物預かり、4ヶ国語による案内など。そのほか、これらの3デスクのみ実施するサービスとして、6種類の通貨の両替もおこなう。
HISによれば、京都の店舗の利用者が欧米人中心であるのに対し、これら3デスクの利用者はアジアからのFITが中心となる見込み。今後は、訪日外国人旅行者からも人気の高いお花見のシーズンや、4月13日からのタイの旧正月「ソンクラーン」を契機に、利用者の増加をはかる。同社では今後も各地で、同様の店舗やデスクの開設を進める考え。