日本航空、九州の特区ガイド育成を支援、研修に社員派遣

  • 2015年2月19日

 日本航空(JL)と九州観光推進機構は2月18日、九州の特区内限定通訳案内士である「九州アジア観光アイランド総合特区ガイド」の育成とピーアールについて、連携に向けた協定を締結した。同機構は2013年度から特区ガイドの育成に取り組んでいるところで、これまでに中国語と韓国語で137名の合格者を出しており、現在はタイ語の特区ガイドも育成している。

 JLは資格取得希望者を対象とした研修や、有資格者のフォローアップ研修の一部科目に、同社の客室乗務員や空港スタッフを講師として派遣するなどの支援をおこなう。派遣は3月18日に福岡県にて開催されるスキルアップセミナーから開始する。

 このほか、九州観光推進機構がアジア諸国で実施している、九州特区ガイドの認知度向上に向けたピーアール活動も、海外支店を通じて支援する。具体的には4月以降、訪日外国人旅行者が航空便を利用する際の支援をおこなうほか、機内誌による広報活動をおこなう。JLでは同様の連携を、将来的には九州以外の地域でも実施したい考え。

▽訂正案内(2015年2月19日16時45分)
・訂正箇所:第3段落第2文
誤:具体的には4月以降、訪日外国人旅行者が航空便を利用する際の支援をおこなうほか、機内誌による広報活動をおこなう。

正:また、九州観光推進機構の職員が海外でのピーアール活動のためにJL便を利用する際の支援をおこなうほか、機内誌による広報活動をおこなう。