日本旅行、貸切新幹線で善光寺御開帳へ、110周年企画で
日本旅行は創業110周年の特別企画として、貸切新幹線を使った「善光寺へ行こう」を発売した。善光寺で7年に1度おこなわれる重要文化財「前立本尊」の御開帳を見学するもの。募集人員は300名。
日本旅行は創業時に、日本で初めて貸切列車を仕立てて滋賀県草津から善光寺へのツアーを実施していた。110周年の今年は新幹線の貸切をおこない、往路の新幹線内では110周年特別企画ならではのイベントを開催。車内では信州の食事やスイーツを提供し、信州温泉旅館の女将がスイーツを全員に直接ふるまう。また、当日朝に摘み取った長野名産のアスパラガスも提供する。さらに、淵之坊の住職が同乗し、御開帳に関する講話をおこなう。
善光寺では公認案内人が参拝を案内。昼食には精進料理を提供するほか、夕食には信州の食材を使った料理も用意する。
プランはフリープランと添乗員同行プランの2種類を設定。フリープランではアスパラ狩り体験や、観光列車「ろくもん」のレストラン車両を利用するプランなど、「赤い風船」オリジナルオプショナルツアーを3コース用意した。添乗員同行プランでは、飯田市の「元善光寺」と山梨県の「甲斐善光寺」を訪問する。
ツアーは東京発着の1泊2日。旅行代金は、大人1名でフリープランが1万8200円から3万6200円、添乗員同行プランが2万7000円。添乗員同行プランは4名から5名1室利用の場合の料金だ。