トリップアドバイザーは2月10日、ホテルオークラと「インスタント・ブッキング」パートナーシップを締結した。インスタント・ブッキングは、トリップアドバイザーのサイト利用者が宿泊施設の空室確認や予約を直接できるもので、旅行会社やホテルの予約ページを介さないことが特徴。トリップアドバイザーはこのサービスを2014年6月に開始しており、現在は米国市場の利用者のみを対象としている。

　今回の提携で、米国の利用者はオークラホテルズ＆リゾーツ、ニッコー・ホテルズ・インターナショナル、ホテルJALシティの予約を、トリップアドバイザーのウェブサイト上で完結できるようになる。

　インスタント・ブッキングの仕組みでは、利用者はトリップアドバイザーのサイト上で予約を完了するが、実際の予約受付作業はパートナーシップを締結している企業がおこなう。

　なお、アジアを拠点とする企業がインスタント・ブッキングを導入するのはこれが初という。