ANAホテル富山、シングル36室をツインに、新幹線開業控え
IHG・ANA・ホテルズグループジャパンのANAクラウンプラザホテル富山は2月6日から、新たなデザインでリニューアルした36室のスタンダードツインルームの提供を開始する。これまで116室あったシングルルームの約3割をツインルームに仕様変更したもので、客室の広さは20平方メートル。3月14日の北陸新幹線開通で見込まれる宿泊客の増加に対応する。
新たな内装デザインは、立山連峰と富山の自然をイメージしたもので、藤色や桔梗色など日本の伝統色をあしらったほか、アクセントに富山市の花にちんだみアザミ色を取り入れた。ベッドはシモンズ社製のマットレスを採用しており、2つのシングルベッドを繋げて、ダブルベッド仕様にすることも可能。 室内にはズボンプレッサーなどを備えるほか、WiFiによるインターネット接続も提供する。
なお、同ホテルでは4月15日まで、今回のリニューアルを記念して、朝食付きの特別プランを販売する。1泊の宿泊料金は、禁煙のツインルーム1室を2名で利用した場合、1万6800円から。ブッフェスタイルの和洋食による朝食を提供するほか、特典として北陸新幹線のW7系をデザインしたペットボトル「富山かがやき天然水」を1人1本ずつプレゼントする。