バニラ、成田/高雄線運航開始、高雄発初便は搭乗率94%
バニラエア(JW)は2月1日、成田/高雄線のデイリー運航を開始した。同社の国際線は4路線目で、LCCによる同路線の開設はこれが初めてとなる。使用機材は180席のエアバスA320型機で、初便搭乗率は成田発が71%、高雄発は94%だった。
JWによれば、高雄発便は旺盛な訪日旅行需要により好調。1月中旬に現地で開催した記者発表会でも反響は大きかったという。一方、7割程度に落ち着いた成田発便については、「台湾旅行については台北の人気が高く、まだまだ高雄の知名度は低い」ことが影響したとし、今後は日本市場において魅力のさらなる浸透が必要との見方を示した。なお、2月については成田発、高雄発ともに予約ベースで8割程度の搭乗率を見込んでいるという。