JTB、立山黒部で新ツアー2商品、北陸新幹線利用
JTB国内旅行企画は1月30日から、富山県の立山黒部アルペンルートを訪れる首都圏発着のツアー「トロッコ電車竪坑パノラマツアーと黒部ダム早朝放水が始まる瞬間を見るツアー3日間」と「ホテル立山に泊まる雪の大谷2日間」を販売する。3月14日に開通する北陸新幹線を帰路で利用するもの。
「トロッコ電車竪坑パノラマツアーと黒部ダム早朝放水が始まる瞬間を見るツアー3日間」は、通常の営業時間帯には見ることのできない、早朝の黒部ダムの放水開始を見学するもの。過去には所有会社の関西電力が公募イベントを開催したことがあるが、旅行商品としての提供はこれが初めてだという。
そのほか最終日には、通常は立ち入ることのできない関西電力の施設内を見学。専用列車や竪坑エレベーターで移動し、展望台からは北アルプスの山々を一望することができる。出発日は6月25日から9月5日までの期間中に9日設定。旅行代金は4名1室利用で1人あたり5万9800円から6万8800円までとした。
もう1つの「ホテル立山に泊まる雪の大谷2日間」は、新たに導入される車両の屋根に透明素材を配した「E~SORA(い~そら)『立山パノラマバス』」を借り切るもので、高さ20メートルに及ぶ雪の壁「雪の大谷」の眺めを楽しむことができる。出発日は4月16日から5月29日までの期間内に12日設定。旅行代金は4名1室利用で1人あたり4万8800円から5万3800円まで。