東武鉄道、東上線で訪日外客向け「川越ディスカウントパス」発売
東武鉄道は2月1日から、東上線池袋駅と東武トラベル池袋支店で、訪日外国人旅行者向け限定の企画乗車券「KAWAGOE DISCOUNT PASS(川越ディスカウントパス)」の販売を開始する。東上線の池袋駅から川越駅または川越市駅間の往復割引乗車券と、土産物店や飲食店などの6施設で提示すると割引やサービスが受けられる特典をセットにしたもので、訪日外国人旅行者限定の企画乗車券は東上線としては初めて。1月あたり250枚から300枚の販売をめざす。
東武グループでは、2014年から16年までの中期経営計画で、訪日外国人観光客向けサービスの拡充を掲げており、今回の乗車券はその一環として発売するもの。西武池袋線、東京メトロ副都心線、東急東横線、みなとみらい線との相互直通運転開始で利便性が向上した東上線で川越をアピールすることで、東武線全体での外国人旅行者の誘客をはかる。
乗車券は提灯の形をしており、券面の裏面では乗車券の内容を英語、中国語繁体字・簡体字、韓国語、タイ語、日本語の6言語で表記する。利用当日限りの有効で、金額は大人700円、小児360円。