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変化生かし飛躍を 一社京都・全旅協京都が新春賀詞交歓会

 一般社団法人京都府旅行業協会(上原龍男会長=アートツーリスト)と一般社団法人全国旅行業協会京都府支部(上原龍男支部長)は1月14日、京都市中京区の京都ホテルオークラで新春賀詞交歓会を開いた。260人が出席した。

 上原会長は「昨年は我々の業界にとって4月の消費税増税による景気後退、8月のバス料金改定による受注の減少などにより、厳しい1年だった。それを乗り越えて新年を迎えることができた」とあいさつ。「今日の賀詞交歓会で新しい人と出会ってビジネスチャンスをつくってほしい」と呼びかけた。

 また「インターネットで情報が取れる現在、その情報がお客様に有意義なものか、信頼できるものかをお伝えするコンサル、アドバイスができる旅行会社が求められている」と述べ、旅行業は情報産業であるとの意識を持って仕事をすべきだと訴えた。

 京都府の山田啓二知事は「今年は京都にとって変化の年。南北をつなぐ京都縦貫道の全通、琳派400年などがあり、多くの観光客がお越しになる。インバウンドも京都市と力を合わせて飛躍の年にしたい」。

 京都市の門川大作市長は「昨年、アメリカの雑誌で世界で行きたい都市の中で1位をいただいた。これは京都がいただいたというより、日本がいただいたと思っている。歴史や暮らしの美学、生き方の哲学が評価された。これは日本のどの観光地でも同じで、共々に観光が日本の基幹産業になるよう頑張りましょう」と話した。

 交歓会は全旅の池田孝昭社長の乾杯の音頭で始まり、それぞれが交流を深めた。

 

情報提供:トラベルニュース社