関空、QRコードで翻訳サービス、9言語で
新関西国際空港はこのほど、QRコードを利用して施設内の表示などを多言語翻訳するサービス「QR Translator」を導入した。同空港が展開するCS向上プロジェクト「Smile Airport!」の一環としておこなうもので、増加する外国人利用者の利便性向上をはかる。同サービスの導入は、公共交通施設としては初めて。
「QR Translator」は、施設内に配置されたQRコードを、スマートフォンやタブレット端末で読み取ることで利用できる。読み取り後は、施設内の飲食店情報や周辺地域の観光情報などが、自動的にユーザーが使用する言語に翻訳される。
QRコードは空港内の約100ヶ所に設置。空港施設や観光案内に加え、コインロッカーやシャワールームなどの無人施設の使用方法も説明する。対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、アラビア語、インドネシア語、マレー語で、順次拡大する予定という。