ジャルパック、15年度海外は24万人目標、添乗員付き商品拡充

  • 2015年1月19日

▽国内旅行は5%から6%増目標、沖縄の「うたばす」強化

 国内旅行商品は14年度の取扱人数は公表しなかったが、二宮氏は「推定で5%から6%伸びる勢い」であると説明。15年度も同様の伸びをめざしていく方針だ。

 方面別では、沖縄でバスガイドが三線演奏をおこなう「うたばす」をリニューアル。4月からは名前を「JALうたばす」に変更し、毎日催行する。また、JALパック専用のオリックスレンタカー営業所が那覇空港近くに新設されたことで、利便性が更に向上したという。このほか、50周年特別企画で好評だった、一部ホテルでの部屋番号指定コースを継続した。

 北海道では世界遺産登録10周年の知床をテーマにしたコースや「北海道ガーデンショー2015大雪」満喫コースを新設した。関東ではラグジュアリーホテルに宿泊し、羽田空港のサクララウンジが利用できる「東京プレミアムコレクション」を新たに用意。「ジャルパック東京バス」では、出発日限定で「富士芝桜まつりコース」「横浜・古都鎌倉コース」を設定した。

 東京ディズニーリゾートでは「JALパック スマイルキャンペーン2015」として、全員にオリジナルステッカーを贈呈するほか、クイズラリーを実施しパークチケットやダッフィーのぬいぐるみなどを抽選で計500名にプレゼントする。また、3世代向けコース「3世代deエンジョイ3日間」も新たに用意した。

 関西・南紀・山陽・四国では、熊野本宮大社正式参拝コースや、石見銀山、厳島神社、原爆ドームの3つの世界遺産を周るコースを新規設定。九州ではホテルオークラJRハウステンボスに宿泊し、ハウステンボスの公式ホテル2Dayパスポートをセットにしたほか、稲佐山の夜景鑑賞や料亭「二見」の食事をつけた「長崎の少し贅沢な旅」を新たに設けた。