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サウスビーチホテル、シンガポール・マリーナ地区に開業へ

  • 2015年1月19日

ザ・サウスビーチ総支配人のヤン・ブッケン氏 シンガポールを拠点にとするサウスビーチインターナショナルホテルマネジメントは2015年秋、シンガポールのマリーナ地区に「ザ・サウスビーチ」を開業する。5月にプレオープン、9月にグランドオープンする予定だ。このほど開催した旅行業界向けセミナーで、同ホテル総支配人のヤン・ブッケン氏は「ホテルにはアイデアやコンセプトが多く詰まっている」とアピールした。

 ホテルのコンセプトは、Highly Individual People & Places(個性を活かした場所と人々)を意味する「H.I.P」。ブッケン氏は「人の特徴がそれぞれ異なるように、必要とするものも1人1人で違う」と話し、利用者個人に合わせてサービスを変えていくと説明した。

 ホテルの客室数は、スイートルーム49室を含む全654室。客室タイプはデラックスルームの「Showcase Me」、プレミアムルームの「Showcase You」、クラブルームの「Showcase Us」で、各部屋の利用者にはエグゼクティブラウンジを提供する。また、セキュリティを考慮し設置した女性専用フロアでは、レディースルームの「Showcase Her」を用意。レディースルームでは、女性専用アメニティや女性によるバトラーサービスを提供する。

 また、客室ではノンアルコール飲料とスナックを揃えたミニバーを用意。加えて、無線および有線インターネットを提供するほか、客室からシンガポール国内への通話は無料とした。

 このほか、館内には43ヶ所のソーシャルスペースやスカイガーデン、プール、ショッピングアーケード、フィットネスセンターなどを用意。ドライクリーニングやランドリーサービスなども提供する。

 宿泊料金は平均400シンガポールドルで、販売は直販に加え旅行会社経由でも計画しており、現在旅行会社に働きかけているという。