阪急交通社グ、11月の海外旅行は26.1%減、3社とも減少

  • 2015年1月18日

 阪急交通社グループ3社(※)の2014年11月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比26.1%減の152億4652万円だった。会社別では3社とも前年を下回っており、阪急交通社は30.6%減の122億1329万円、阪急阪神ビジネストラベルは3.4%減の31億6009万円、阪神トラベル・インターナショナルは2.4%減の3億7113万円だった。

 方面別では、阪急交通社はインド、インドネシア、ニュージーランドなどで前年超えとなったが、ヨーロッパや近距離のアジアが振るわず、前年から2ケタ減となった。阪急阪神ビジネストラベルは中国、ベトナム、シンガポールで前年を上回ったが、インド、インドネシア、タイの伸びが鈍化した。阪神トラベル・インターナショナルは、業務出張は前年並みだったが見本市などの取り扱いが微減し、前年を下回った。

 なお、国内旅行の3社合計の取扱額は13.7%減の135億517万円、外国人旅行は25.5%増の1億4377万円、総取扱額は20.6%減の288億9545万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル