LAX、空港に電車乗り入れ、2024年に完成へ
ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港アジア・パシフィック事務所によると、このほどロサンゼルス国際空港に電車を乗り入れる計画が承認された。40億米ドルを投じて建設するもの。新たに建設するレンタカー・センター及びメトロが計画しているクレンショー・ラインの96thストリート/アビエーション・ブルバード駅と、各ターミナルを自動運転システムを搭載した電車で結ぶ。空港内のセントラル・ターミナル・エリアや空港周辺道路の混雑緩和が期待できるという。
計画では、環境調査を2015年1月に開始。その後2017年から建設に着手し、2024年に完成する予定だ。完成後のサービスは24時間、年中無休で提供し無料で利用可能とする。
工事に合わせて各ターミナルの改装もおこなわれる見込みで、セントラル・ターミナル・エリアには3駅を設置。これにより各ターミナルへのアクセスが向上する。また、新設予定のレンタカー・センターは、すべてのレンタカー会社を1ヶ所に集めるもので、従来のレンタカー会社までのシャトルバスサービスは不要となる。また、主要フリーウェイにもアクセスしやすくなるという。