旅行会社が相次ぎ北陸新幹線利用商品-JTB、日本旅行、びゅう

  • 2014年12月24日

 JTB国内旅行企画、日本旅行、びゅうトラベルサービスはこのほど、2015年3月14日の北陸新幹線開業に向け、記念商品の販売を開始した。JTB国内旅行企画は12月22日に、エースJTBで「北陸新幹線に乗る!金沢・能登・富山・上越・飯山」を発売。設定期間は3月14日から6月30日出発で、旅行代金には1回の宿泊と「はくたか」号の往復乗車券が含まれる。旅館及びホテルは全51軒の中から選択する。

 旅行代金は金沢都ホテルの4名1室利用での宿泊1泊と、「はくたか」号の往復乗車券を合わせた場合が、2万9500円から3万7400円まで。追加代金で東京/金沢間を直通でつなぐ「かがやき」号も利用できる。取り扱いは首都圏および関東のエースJTB取扱各店舗、コールセンター、JTBホームページでおこなう。26日からは同社西日本事業部も「北陸新幹線で行く!富山・長野・新潟」を発売する。

 日本旅行は、「北陸新幹線開業スペシャル」を12月24日に発売する。新幹線と宿泊を合わせたプランや、レンタカーを組み込んだプラン、ビジネス向けプランなどを用意し、首都圏発と北陸発の2種類を販売。追って1月中を目途に中部発や京阪神発の商品も発売する。

 首都圏発の設定期間は3月14日から6月29日まで。現在の商品は「北陸新幹線で行く 石川・富山・長野・岐阜・新潟」「レンタカープラン 北陸・長野・岐阜・新潟」などで、旅館およびホテルは全20軒の中から選択。なお、来年の創業110周年を記念して早期申込みキャンペーンを実施し、2月28日までに申込みをおこなった先着1100名の旅行代金を2000円割り引きする。

 北陸発については、設定期間は同じく3月14日から6月29日までで、商品は「北陸新幹線で行く 善光寺御開帳」「北陸新幹線で行く 信州・軽井沢」「女子旅 東京・横浜」など。旅館およびホテルは全62軒の中から選択する。首都圏発、北陸発ともにラインナップは順次拡充する。

 東日本旅客鉄道(JR東日本)とびゅうトラベルサービスは、北陸および信越エリアへの2つのびゅう商品を12月25日から開始する。設定期間は3月14日から4月24日までで、いずれも最少催行人員は2名。

 北陸エリア商品は往路の到着駅と復路の乗車駅が自由に選べる商品で、一部を除き追加代金で「かがやき」号も利用できる。旅館およびホテルは全24軒の中から選択する。4月25日以降の商品については2月上旬頃に発売する予定。

 信越エリアの商品は温泉とスキー場を楽しむフリープラン型商品で、竜王スキーパーク、斑尾高原スキー場、タングラムスキーサーカスへの商品には、往復の交通や宿泊、スキー場リフト券が含まれる。そのほか、4月5日から開催される善光寺の御開帳にあわせて、長野駅を利用するプランも設定できる。