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富士急行線、来年3月にSuica対応、富士山エリアへ利便性向上

  • 2014年12月22日

 富士急行は2015年3月14日から、大月/河口湖間を運行する富士急行線でSuicaの取り扱いを開始する。利用者の利便性向上に向けたもの。大月駅での乗換時における乗車券購入や、「ホリデー快速富士山号」などの直通列車の利用後における処理の手間を省くことで、利用者は首都圏から富士山エリアまで1枚のICカードで移動できるようになる。システムの導入には2億5000万円を要した。

 利用できるのはSuica、PASMOと、Suicaと相互利用可能な交通系ICカード。富士急行線の全18駅でICカードによる入出場が可能になるほか、大月駅や富士急ハイランド駅などの12駅でチャージをおこなうことができるようになる。なお、富士急行線の各駅におけるSuicaの発売はしない。