日光女子倶楽部、部長に水沢エレナさん任命、20代女性の誘客強化

  • 2014年12月4日

(左から)日光仮面、水沢エレナさん、日光市市長の斉藤文夫氏、Ring-Trip 世界遺産「日光の社寺」プロモーション委員会はこのほど、日光の社寺の世界遺産登録15周年を記念して「日光女子倶楽部」を設立するとともに部長に女優の水沢エレナさんを任命し、12月4日に部長就任式典を開催した。日光女子倶楽部は、日光の社寺で自分磨きや夢にむかって行動する女性のグループとの位置付け。縁結びやパワースポット、女子力アップを活用したプロモーションをおこない、首都圏の20代から30代の女性をターゲットに誘客をはかる。

 式典の冒頭で挨拶した日光市市長の斉藤文夫氏は、「2015年は徳川家康公の400回忌にあたり、日光東照宮400年式年大祭が開催される。多くの皆様に、節目の年である日光に来てほしい。おもてなしの心でお待ちしている」と呼びかけた。

 世界遺産「日光の社寺」プロモーション委員会は、日光のターゲットの等身大である女性のイメージに合うことから水沢エレナさんを部長に任命。就任式で登壇した水沢さんはおすすめスポットとして日光二荒山神社を挙げ、「良縁にご利益があるスポット。私も1度伺ってみたい」とコメントした。

 日光市役所企画部総合政策課日光ブランド戦略室主査の篠原義典氏によると、今後日光女子倶楽部ではポスターなどの広告宣伝やFacebookを活用したプロモーションを実施。Facebookでは、地元のカフェなどの事業者が直接投稿し情報を発信していく。旅行会社に対しては、消費者向けの観光キャラバンなどでツアー造成の呼びかけをしていくという。

 なお、12月20日には日光女子倶楽部の設立を記念して旅行商品も発表する予定。商品の詳細は未公開だが、販売はジェイティービー(JTB)が担当する。