デルタ航空、成田に格納庫、米系初-100名超が整備担当

  • 2014年12月2日

開設式典の様子 デルタ航空(DL)は12月1日、成田国際空港の整備地区に整備用ハンガー「成田テクニカルオペレーションセンター」を開設した。米系航空会社が同空港にハンガー施設を持つのはこれが初という。

 ハンガーでは、DLが太平洋路線に投入しているボーイングB747-400型機、B777型機、B767型機、B757型機、エアバスA330型機などの定期整備をおこなう。作業を担う専門スタッフは100名超で、米国外の拠点では最大規模。DLの機材だけでなく、他社の整備も請け負う。

 なお、テクニカルオペレーションセンター内には、太平洋路線の運航を支援する「成田コントロールセンター」など空港内に分散していた事務所の一部も移転している。