成田、10月の国際線旅客数は6.3%減、外国人は21ヶ月連続増加
成田国際空港(NAA)によると、2014年10月の国際線旅客数(速報値)は前年比6.3%減の242万9876人となった。日本人旅客は16.5%減の113万4423人、通過客は12.7%減の38万8326人とともに減少した。NAAでは日本人旅客の減少の理由として、円安基調の継続を挙げている。
一方、外国人は14.9%増の90万7127人と21ヶ月連続の前年超えで、10月単月でも過去最高を記録した。東南アジア諸国の訪日ビザの免除などに加え、国慶節休暇による中国人訪日旅客の増加が奏功したという。
国際線旅客便の発着回数は1.9%減の1万2773回で、10月単月としては第4位となった。
NAAによると、国際、国内線を合わせた総旅客数は12月に9億人を超える見通し。9億人の達成時には記念イベントの開催を計画しているという。
国内線の詳細は別途掲載(下記関連記事)。