インドネシア、日本人渡航者のビザ要件緩和で検討開始、来年施行へ

  • 2014年11月9日

 インドネシア観光省はこのほど、政府が掲げる2020年の外国人訪問者数2000万人の目標達成に向けた調整会議の初会合を開催し、日本を含む5ヶ国の到着ビザの廃止と、短期訪問ビザの免除に向けた検討を開始した。今後は来年の施行に向け、関係各省と調整を進める。

 到着ビザの廃止を検討する5か国は、インドネシアの観光業にとって大きな市場となっている日本、中国、韓国、ロシア、オーストラリア。これら5ヶ国で外国人訪問者数の54%を占めるという。

 短期訪問ビザの免除については、既にアセアン諸国など15ヶ国に対して実施しているが、新たな対象国としてこれら5ヶ国を追加する方針。