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おとな旅や女子旅-個性豊か7県の旅 九州観光推進機構が説明会(1)

 一般社団法人九州観光推進機構はこのほど、大阪市内のホテルで2015年度上期の観光素材説明会とおんせん県おおいたDC(デスティネーション・キャンペーン)説明会を開き、九州7県の旬の素材を説明した。

 宮崎県は志布志湾・イルカランドや都城・高千穂牧場などを「家族旅」、綾町の雲海酒造にオープンした綾自然蔵見学館、宮崎県庁本館などを「おとな旅」、縁結びの青島神社や西都原考古博物館などを「女子旅」としてターゲット別の旅を打ち出した。

 佐賀県も九州陶磁器文化館と有田・今右衛門窯や源右衛門窯、柿右衛門窯、唐津の城下町散策などを「大人旅」、有田・オリジナルアクセサリーづくりや唐津・和菓子づくり体験を「女子旅」、肥前名護屋城謎解きガイドツアー、吉野ヶ里歴史公園の古代体験を「家族旅」としてフォーカスした。

 鹿児島県は18年に明治維新150年を迎えることから維新を学ぶまち歩きなどのイベントを行う。旧鹿児島紡績所技師館や尚古集成館、反射炉跡といった明治日本の産業革命遺産、自然豊かな奄美群島や屋久島も要チェック素材だ。

 長崎県は世界新三大夜景として「ひかりと祈り光福の街長崎」、来年2月19日-3月5日に開かれる「長崎ランタンフェスティバル」などナイト観光が旬。教会群とキリスト教関連遺産に産業遺産を加えた2つの世界遺産候補もホットな話題。五島や壱岐、対馬などの離島の魅力、軍艦島の上陸客が増えていることも注目ポイント。

 

情報提供:トラベルニュース社