日本航空、北海道エアシステムを再子会社化
日本航空(JL)は10月23日付で、北海道エアシステム(HAC)を再子会社化した。JLは2011年にHACの株式を売却し経営から撤退していたが、23日付でJLがHACの株式の51.2%を保有。再度グループ会社に加えた。
JLによると、グループ化によりJLが持つ販売チャンネルやノウハウを活用した販売促進をはかるとともに、JLグループのコスト競争力を活かし、HACの経営力の強化をめざす。
HACは10月現在、北海道内で6路線を展開中。札幌(丘珠)発着では函館線を平日6往復、土曜5往復、日・祝日4往復で、釧路線を1日平日4往復、土日祝日3往復、三沢(八戸)線を平日1往復、土日祝日2往復、利尻線を1往復で運航している。三沢線の2往復のうち1往復は函館経由便とする。また、函館発着で三沢線を土日祝日に1往復、奥尻線を1日1往復運航している。
11月からは札幌/函館線の平日を5往復に、札幌/三沢線を毎日1往復にし、函館/三沢線を運休する。