シルバーシー、16年は8隻で272クルーズ実施-107ヶ所に初寄港
シルバーシー・クルーズはこのほど、2016年のスケジュールを発表した。16年は8隻のクルーズ船で、7大陸845ヶ所の寄港地を巡る272のクルーズを実施。プリンスエドワード島のサマーサイド、アメリカメイン州のロックランド、マルティニークのル・マラン、ゴフ島やセントヘレナ、オーストラリアのリザード・アイランドなど、107ヶ所に初寄港する。
16年は探検船のシルバー・ディスカバラーが日本に寄港。6月11日発でパラオのコロールから函館までの14泊コース、9月2日発で小樽から神戸までの11泊コースの2種類を設定した。コロール発では父島、鳥島、八丈島、宮古島、函館を訪問。小樽発コースでは函館、青森、能代、佐渡島、金沢、境港、門司、広島、宮島、岡山、神戸などに寄港する。このほか、新コースとしてシルバー・エクスプローラーで、6月11日から12泊のトロムソ往復・白海への探検クルーズを用意した。
また、シルバー・ウィスパーによる115泊のワールド・クルーズでは、1月5日にフォートローダデールを出発し、6大陸の31ヶ国51ヶ所に寄港。パナマ運河を通過後、南米から太平洋、イースター島、タヒチ、ボラボラ、ニュージーランド、オーストラリア、香港、シンガポール、バリ、プーケット、ミャンマーなどを巡り、インド洋、アラビア海を通過。最後にベニスに2泊停泊する。このほか、シルバー・ウィスパーは6月17日から14泊でコペンハーゲンを往復し、ノールカップへの入口となるホニングスヴォーグに寄港する。
シルバー・スピリットでは1月15日出発で、フォートローダデール発着で66泊のグランド・クルーズを実施。カーニバル期間中のリオデジャネイロに3泊停泊するほか、チリのフィヨルドなどを訪れる。また、5月23日から9泊で、バルセロナからローマへ航行。映画祭期間中のカンヌやグランプリ期間中のモナコに停泊する。