はとバス、冬期日帰りバスツアーは96コース、3万7500名の販売めざす
はとバスはこのほど、2014年冬期(2014年12月~2015年1月)の関東近県行き日帰りバスツアーを発売した。今年は前年から8コース増の96コースを設定。販売目標人数は3万7500名、売上目標は2億9200万円とした。
今年は「イルミネーション」をテーマにしたツアーを強化。同社では6年ほど前から、冬のバスツアーの目玉としてイルミネーションツアーに取り組んでおり、昨年は全22コースを1万463名が利用した。
はとバスによると、今年10月、日本人3名が青色発光ダイオード(LED)の発明と量産化でノーベル物理学賞を受賞したこともあり、LEDイルミネーションに注目が集まっている。施設によっては増床して電飾を増やし、音楽と組み合わせるなどイルミネーションをスケールアップしているという。
こうした状況を踏まえ、同社ではコース数を5コース増やし、27コースを提供。クリスマスタウン軽井沢や山梨県ハイジ村のイルミネーションに立ち寄る新コースを設定したほか、定番の東京ドイツ村、あしかがフラワーパークなどに周辺観光、ショッピングを組み合わせたプランも用意した。旅行代金は、例えば「石段街の伊香保温泉と湖面を彩る榛名湖イルミネーション」の場合、大人1名8980円から9480円。
また、工場見学ツアーも6コース用意。普段見学できない場所に入り、試飲や試食ができ、案内人のガイドから深い知識を得られることから、参加者から人気だという。冬期は茨城、群馬、栃木、静岡での社会見学ツアーを設定した。例えば茨城では、イトウ製菓のお菓子工場やポテトかいつかの工場見学、明治みるく館のヨーグルト工場見学などを組み込んだコースを用意。旅行代金は大人1名7480円とした。