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星野リゾート、15年4月に仏領ポリネシアでリゾート運営開始、バリは来夏

  • 2014年10月19日

 星野リゾートは来年4月1日から、タヒチ島に近いフランス領ポリネシアのランギロア環礁で、「星野リゾート Kia Ora ランギロア」の運営を開始する。現在は現地企業が「ホテル・キア・オラ・リゾート&スパ」として運営している施設の運営のみを受託し、日本や欧米で販売をおこなう。同社にとっては「星のや バリ」に続く2軒目の海外施設となる。

 ランギロア環礁は、世界で2番目に大きなラグーンを持つフランス領ポリネシア最大の環礁。「Kia Ora ランギロア」があるアバトル島は、タヒチ島から飛行機で北東に約1時間の場所に位置する。

 「Kia Ora ランギロア」はラグーンに面した60室と、環礁の南に位置するプライベートアイランド「ル・ソバージュ」の5室の、全65室で構成。アバトル島の60室の内訳は、水上バンガロー10室、プール付きヴィラ25室、ビーチバンガロー25室となる。宿泊料金は、1室1泊の素泊まり料金が5万9000パシフィックフラン(約6万7300円)から。

 なお、当初は今年8月に完成する予定だったリゾート施設「星のや バリ」については、今年12月に延期した完成予定時期を更に延期し、2015年7月以降の開業をめざす。同社によれば工事が恒常的に遅れており、完成は来年4月末、内覧会の開催は5月、6月になる予定。さらなる延期の可能性も否定できないという。

 同施設の客室数は全30室。インドネシア企業が開発・所有し、設計・企画・運営は星野リゾートがおこなう。