楽天と横浜市が観光客誘致で共同事業 楽天トラベルで魅力発信
楽天(三木谷浩史会長兼社長)と横浜市(林文子市長)は、観光客誘致に向けた共同事業を始めた。楽天トラベル上でプロモーションを行うなどして国内外に横浜の魅力を発信していく。実施期間は来年3月31日まで。
海外客向けとしては、楽天トラベル上に英語・中国語・韓国語による特集ページを公開。同社が自治体と共同で多言語展開を図るのは今回が初めてという。特集ページではグルメとショッピングという横浜の特色にスポットを当て、同社の外国人社員が発掘した魅力・資源を発信。海外客向け宿泊プランも設定し、直接的に宿泊客の増加を図る。
グルメ編は10月6日に公開を始め、12月下旬まで。ショッピング編は来年1-3月の予定。同社グループの海外サイトやSNSからも誘導する。
また、市内の宿泊施設を対象にセミナーの実施やウェブサイトの動画を使って受入ノウハウの共有を図るほか、24時間対応の通訳電話サービスによる受入体制の整備も行う。
国内客向けの特集ページはターゲットとテーマを絞って展開。女性向けにロケ地めぐりと、カップル向けに夜景など夜の魅力紹介の2種で、いずれも宿泊プランを設定している。公開は前者が11月9日まで、後者が来年1-2月。
情報提供:トラベルニュース社