KNT-CT、8月国内旅行は9.3%減-学生団体は増加
KNT-CTホールディングスの2014年8月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比9.3%減の344億2928万円となった。団体旅行は17.7%減の44億3091万円、企画旅行は7.7%減の253億3495万円と減少。個人旅行も9.3%減の46億6343万円と前年を下回った。
団体旅行のうち一般団体は35.4%減の20億1390万円と減少。昨年の伊勢神宮のお白石持ち行事や大型の招待旅行の取り扱いの反動で前年を下回った。学生団体は堅調に推移し、6.6%増の24億1701万円と増加した。
企画旅行では、メイトは12.9%減の136億6583万円となった。方面別では九州が好調を維持した一方、今まで好調だった関西、中国四国方面などは伸び悩んだ。クラブツーリズムも0.7%減の116億6845万円と減少。バス旅行を除く国内旅行部門では、祭りや花火鑑賞商品など夏の定番商品は好調だったが、台風や豪雨などの影響もあり4.7%減と減少。バス旅行部門も2.7%減と前年を下回った。
なお、国内旅行以外では、海外旅行が3.0%減の179億7785万円、外国人旅行が33.4%増の9億7937万円。関連商品他を合わせた総計は6.7%減の541億130万円となった。海外旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。