文藝春秋、電子書籍で「終着駅紀行」発売、全国の約100駅収録

  • 2014年10月14日

「終着駅紀行 東日本編」の表紙 文藝春秋はこのほど、電子書籍限定で「終着駅紀行 東日本編」「終着駅紀行 西日本編」の2冊を発売した。カメラマンの大倉乾吾氏が数年にわたり、日本全国の約100の終着駅に足を運んで撮影した写真と、紀行文をまとめたもの。ともに1冊500円で、一般の書籍では発売しない。

 東日本編では北海道から長野県までの全43駅を収録。雪に埋まった夕張駅や、日本最北の鉄道駅である稚内駅などを紹介している。西日本編では富山県から沖縄県までの全54駅を収録し、人気キャラクターのラッピング車両が走る境港駅や、駅舎が重要文化財に指定されている門司港駅などを取り上げている。