阪急交通社グ、8月の海外旅行は2.5%減-3社とも前年割れに
阪急交通社グループ3社(※)の2014年8月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比2.5%減の208億8376万円となった。このうち、阪急交通社は2.3%減の181億7901万円、阪急阪神ビジネストラベルは0.9%減の28億3076万円、阪神トラベル・インターナショナルも12.0%減の3億9862万円となり、3社とも前年を下回った。
阪急交通社では、海外旅行は回復基調にあるとの見方を示しており、減少幅も7月から1.2ポイント、6月から10.9ポイント改善した。方面別では、ヨーロッパは前年並みで、台湾、シンガポール、カナダ、中東方面は好調に推移した。
阪急阪神ビジネストラベルでは、ヨーロッパ方面がウクライナ情勢などの影響で減少したが、アメリカ、アジア方面では前年を上回った。阪神トラベル・インターナショナルは、アジア方面の団体旅行は増加したが、前年のイベント関連の取扱の反動で減少した。
このほか、国内旅行の3社合計の取扱額は11.0%減の110億1237万円、外国人旅行は63.2%増の5977万円、総取扱額は5.5%減の319億5591万円となった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。
※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル