全日空、機内WiFiを国内線に、15年度内-国際線でサービス拡大も
全日空(NH)は2015年度内に、国内線に有料機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」を導入する。NHは今年3月から、国際線で同サービスを開始。多くの乗客が利用しているといい、国内線でも利用したいという要望に応えサービス導入を決定した。国内線の対象機材はボーイングB787-8型機、B787-9型機、B777-200型機、B777-300型機など合計約100機材。
また、国際線ではサービス対象機材を拡大し、B787-8型機、B787-9型機を加え、約60機材を対象とする。今まではB777-300ER型機とB767-300型機28機を対象としており、このうち10月6日現在11機にWiFiサービスを搭載済み。2014年度中に残りの17機の改修を完了する予定だ。B787型機へは2015年4月以降、順次サービスを開始していく。
NHでは今後国際線に新規導入する機材については、機種を問わず機内インターネットサービスを提供する考え。将来的には全ての国際線運航機材で機内インターネットサービスの提供をめざすとした。
なお、国際線、国内線とも、サービス提供会社や料金体系については現在検討中で、決定次第発表していく予定だ。