JTB首都圏のロイヤルロード銀座は10月1日、ウィーン、パリ、ミラノで有名音楽学校の教授や元教授、音楽家から個人レッスンが受けられる「世界の名講師に習う旅＜音楽編＞」を発売した。個人レッスンの内容は受講者のレベルに合わせて実施。趣味で楽器を演奏している人から長期音楽留学を検討している人まで、幅広い層をターゲットとした。

　ツアーでは、ウィーン国立音楽大学やパリ国立高等音楽院、ヴェルディ音楽院といった音楽学校の教授や元教授などによる個人レッスンを受講。音楽に詳しい選任の日本語通訳も付く。また、子どもや孫に海外で本格的にレッスンを受けてほしいという需要を見込み、付き添い用プランも用意した。

　レッスン中は音楽学校の留学生が利用する、大家が管理する一軒家の一部屋を間借りする「フラットシェア」に滞在。レッスン会場へは各自が公共交通機関を利用して移動する。切符の購入方法や移動ルートは現地ガイドが事前にレクチャーする。出発前には専門スタッフがレッスンや現地での生活に関するカウンセリングもおこなう。

　設定期間は11月1日から2015年9月30日で、最少催行人数は1名。未成年者の1名参加は保護者の同行または出発前の同意書への署名が必要となる。コースは全4コースで、成田発3コース、羽田発1コースとした。

　旅行代金は、例えば「ウィーン国立音楽大学の教授・元教授に個人レッスンを受ける10日間」の場合、レッスン参加者は1名あたり78万8000円から96万8000円、付き添いは1名あたり39万8000円から61万8000円。ともにホテル2名1室利用で燃油サーチャージ込の料金だ。