日・バングラ協議、成田週2便とコードシェア自由化で合意、ビーマンが意欲
日本とバングラディシュの航空当局間協議が9月25日に東京で開催され、成田空港の乗入枠拡大とコードシェアの自由化について合意した。乗入枠は現行の週1便から週2便に拡大し、コードシェアについては両国および第3国の航空会社との間で自由化する。国土交通省航空局航空交渉室によると、国営航空会社のビーマン・バングラデシュ航空(BG)が日本市場への再参入に意欲を示しているという。日本/バングラデシュ間については、2006年夏ダイヤまでBGが定期便を運航していたが、その後は運航されていない。
両国間の航空協定締結は1980年5月以来34年ぶりの改定。航空交渉には、日本からは国土交通省大臣官房審議官の大塚洋氏ら、バングラディシュからは民間航空・観光省事務次官のクシュッド・アロン・チョードリー氏らが出席した。
なお、日本政府観光局 (JNTO)によると2010年以降、バングラディシュから日本への訪問者は年間6000人台で推移。2013年には前年比9.4%増の6900人にまで増加している。日本からバングラディシュへの訪問者数については発表されていない。