観光庁、ランナーズインフォメーション研究所を一般社団法人に引き継ぎ
観光庁は、2011年11月から実施してきた「ランナーズインフォメーション研究所」事業を一般社団法人に引き継ぐ。民間の視点を取り入れた新しい発想のもと、コースの認定や新しい事業展開を含めて発展させることを目的としたもの。8月から継続する意欲のある民間事業者または団体を募集しており、このほど「一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構」を継続事業者に決定した。
ランナーズインフォメーション研究所は、ウォーキング、ランニング、サイクリングなどのコースの認定や紹介を通じて新たな観光資源を発掘するとともに、「歩きたい」「走りたい」などの新たな観光動機を創出し、地域の観光振興をはかるためのプロジェクト。現在、皇居など約30のコースを認定している。
今後は日本スポーツツーリズム推進機構がランナーズインフォメーション研究所を引き継ぎ、認定コースの拡大や、ランナー、ウォーカー、サイクリストのためのソフトウェア開発、環境整備のためのプロジェクトの推進を担当。外部有識者や自治体、企業との連携で実施していくこととなる。