豪州、日本人渡航者数が3ヶ月連続増加、2年ぶりの回復基調
オーストラリア政府観光局(TA)によると、今年5月から7月にかけてオーストラリアへの日本人訪問者数が3ヶ月連続で前年を上回った。各月の日本人訪問者数は、5月が12.1%増の1万9500人、6月は6.5%増の1万6400人、7月は8.7%増の3万1100人。3ヶ月連続でのプラス成長は2年ぶりで、TAでは回復傾向に転じたとしている。
TA日本・韓国地区局長アンドリュー・ライリー氏は、メディアの関心が高まっていること、日本の旅行会社がプロモーションへの参加や販売強化に強い関心を示していること、各州からミッション団が来日していること、ビクトリア州政府観光局の日本事務所が今年9月に再開したことなどから、今後も回復基調の継続が期待できるとの見方を示している。
なお、TAでは現在、30代から50代に向けて実施中の「私イチオシキャンペーン」に加え、食とワインの魅力を訴求する「美食大陸オーストラリア」キャンペーン、来年1月に開催されるサッカー大会「AFCアジアカップ」への協賛などの各種プロモーションを予定している。