昭文社、ことりっぷ海外版リニューアル、「もっとパリ」新発売も
昭文社は9月19日、ガイドブックシリーズ「ことりっぷ」海外版シリーズのリニューアル版と、新たに「ことりっぷ もっとパリ」の販売を開始した。ことりっぷの海外版は2009年に創刊。今回、ソウル、プサン、台北、香港、マカオ、シンガポール、グアム、ロンドン、イタリア、ミュンヘン・ロマンティック街道、フランクフルト・ベルリン ハンブルクの11点の改訂版を販売する。
リニューアル版では表紙のデザインを刷新し、掲載情報を更新。さらに、新たに「ことりっぷ会話帖」シリーズで展開する、旅先で使用するフレーズを集めた「スマートフォン用旅行会話アプリ」を追加した。
スマートフォン用旅行会話アプリは、リニューアル版の巻頭に掲載する2次元バーコードをスマートフォンで読み込むことで利用できる。ことりっぷ会話帖で展開している英語、韓国語、中国語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、ベトナム語、タイ語の中から、該当商品のエリアに合った言語を提供する。
また、新たに販売する「ことりっぷ もっとパリ」では、地元の人が通う店や定番の風景やスポットを紹介。このほか、印象派の画家であるクロード・モネが住んでいたジヴェルニーや、ポスター画家のレイモン・サヴィニャックが過ごしたトゥルーヴィルなど、パリ近郊の情報も掲載する。
販売価格は各1200円。なお、海外版の既存ラインナップについては今後順次リニューアル版を発行する予定だ。