KNT-CT、7月海外旅行は1.6%増-団体が4割増
KNT-CTホールディングスの2014年7月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比1.6%増の141億7856万円となった。団体旅行は40.8%増の35億4009万円と大幅に増加したが、企画旅行は16.9%減の67億9593万円と低迷。個人旅行は17.8%増の38億4255万円と伸長した。
団体旅行では、一般団体はサッカーワールドカップ観戦ツアーや大型インセンティブ旅行の取り扱いなどで、46.3%増の30億1050万円と大幅増。学生団体も語学研修などの取り扱いが増加し、16.1%増の5億2959万円となった。企画旅行では、ホリデイは東アジア方面を中心に全般的に不調で、各方面ともに低価格帯商品のラインナップを縮小させたことなどにより、40.8%減の17億5422万円と減少。クラブツーリズムはヨーロッパ、アメリカ、オセアニア方面が好調に推移したものの、3.8%減の48億9161万円となった。
なお、海外旅行以外では、国内旅行が3.8%減の265億1741万円、外国人旅行が62.3%増の73億8732万円となり、関連商品などを合わせた合計は1.5%減の421億1362万円となった。国内旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。