JTBGMT、訪日外客向け国内ツアーの受付時間拡大、間際需要取込で
JTBグループで訪日旅行を専門に取り扱うJTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)は、国内パッケージツアー「サンライズツアー」の販売開始50周年を記念して、9月12日から「サンライズツアー」と「エクスペリエンスジャパン」のオンラインでの販売時間を拡大する。日本到着後にインターネットで情報を収集し、ツアーや食事の直前に予約をおこなう訪日外国人旅行者が増加していることを受けたもので、間際需要の取り込みにより大幅な売上増をはかる。
同社では、システム改修により約250コースの締切日時を延長し、予約受付時間を東京発ツアーでは最大15時間、京都発ツアーでは最大81時間拡大。旅行者が日本到着後のスケジュール変更や、体調の変化などを考慮して予約ができるようにする。また、ディナープランについても11月1日からは、当日の15時まで受付時間を拡大する。
そのほか「サンライズツアー」の販売開始50周年記念事業では、「サンライズツアー」「エクスペリエンスジャパン」の両ブランドにおいて、様々なサービスに取り組む。既に6月には東京出発の近郊バスツアーで無料WiFiサービスの提供を開始し、8月にはバスツアーとウォーキングツアーの参加者に50周年記念のロゴ入り団扇を配布した。また、10月には「サンライズツアー」のウェブサイトの刷新や、東京発ツアーの拡充など実施する予定。