愛知県と名古屋市、東京タワーで共同観光プロモーション-武将観光アピール
愛知県と名古屋市は9月4日、東京タワーで観光プロモーションを実施した。愛知県と名古屋市では、観光客の誘致をはかり、2012年から旅行会社向けのプロモーションを連携しておこなっているところ。愛知県産業労働部観光コンベンション課課長補佐の水上俊貴氏によると、「消費者にダイレクトに魅力を伝えたい」ことから、今回は一般消費者を対象に初めてプロモーションイベントを開催した。
愛知県では、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの戦国武将を多く輩出していることから、「武将のふるさと愛知」として武将観光を観光施策の柱の1つとして推進している。水上氏は「名古屋城や犬山城など歴史に関する観光スポットが多くある」と述べ、「武将観光というテーマを持つことで、観光客の取り込みをはかりたい」と語った。
プロモーションイベントでは、名古屋にゆかりのある武将や陣笠隊で結成された「名古屋おもてなし武将隊」や、武将隊に関わりのある女性で構成された「あいち戦国姫隊」などがパフォーマンスを実施。愛知県内の観光をピーアールするブースも設営し、特産品などが当たる抽選会もおこなった。
また、ステージでは愛知県知事の大村秀章氏と名古屋市長の河村たかし氏のトークショーも開催し、愛知県と名古屋のイベントを紹介した。
例えば、大村氏は11月に名古屋で開催する、日本全国の「ご当地武将隊」を集めたイベント「あいち合戦ワールド2014 in 大高緑地」や、11月に中部国際空港セントレアで実施される「ゆるきゃらグランプリ2014 in あいち セントレア」を説明。また、河村氏は10月6日から11月16日までに開催される食のイベント「なごやめし博覧会2014」を紹介した。