8月の旅行業倒産、3件増の5件、負債も大幅増

  • 2014年9月8日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2014年8月の旅行業倒産件数は前年比3件増の5件であった。負債総額は2356.5%増の24億3200万円と大きく増加。ロータリーエアーサービスと関連会社のケーケーエアーが破産手続の開始決定を受けたことで全体を押し上げた。

 これら2社以外では、ロータリーエアーサービスと同様、第1種旅行業であったトリップデポ、第3種のホールワールドトラベルも破産手続開始決定を受けている。詳細は下記関連記事の通り。

 なお、宿泊業の倒産件数は4件減の7件。負債総額も43.5%減の12億6100万円とほぼ半減している。