日本旅行はこのほど、八丈島サイクルツーリング実行委員会主催のサイクルイベント「八丈島ひょうたんライド2014」の参加オフィシャルツアーを発売した。同イベントは、八丈島観光協会と八丈島産業育成会が実行委員会を立ち上げ、10月25日、26日の2日間に渡って開催するもの。

　日本旅行は特別協力メンバーとして、大会の告知や集客などを担当。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催までに、八丈島の「サイクリングの聖地」としての認知向上をめざすとともに、各国サイクリング合宿の誘致へと繋げたい考え。

　日本旅行によると、八丈島は年間平均気温17.8度と温暖な気候で、東京から飛行機で55分という立地の良さ、八丈富士と三原山の2つの火山が正対するひょうたん型の島で、360度が海に囲まれた絶景が楽しめる点がサイクルイベント開催に適しているという。

　イベントは、2日間で島中を走り回るファンライドで、1日目は「八丈島きらめきライド30km」を実施。スタートとゴールは南原スポーツ公園で、島の平野部を1周するほか、足湯「きらめきの湯」に立ち寄る。

　2日目には「八丈島ひょうたんライド70km」「八丈富士タイムアタック（ヒルクライム）」を開催する。八丈島ひょうたんライド70kmでは、南原スポーツ公園から大越鼻灯台、八丈富士ふれあい牧場、登龍峠、大阪展望台などを訪問するコースで、海岸線や山道など多種多様なコースを走る。コースの途中、希望者は標高845メートルの八丈富士を駆け上がるヒルクライムに参加することも可能だ。

　ツアーは2日間コース、3日間コースを用意。最小催行人員は各コース10名で、各コース200名の取り扱いをめざす。ツアーは、羽田／八丈島の航空運賃、毎朝食付きの宿泊費用、島内の送迎がついた基本旅行代金が、民宿利用プランで3名から5名1室の場合、2日間コースが4万1000円、3日間コースが4万4000円。これに別途大会参加費を徴収する。

　参加費は、きらめきライドが2500円、ひょうたんライドが6500円、タイムアタックが1000円。10月25日に前夜祭も開催し、2000円で参加可能とした。申込締切は9月25日まで。スポーツイベント予約サイト「スポーツエントリー」で予約を受け付ける。