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JTB、「インフラツーリズム」の可能性検証、工事現場潜入ツアー

  • 2014年9月2日

 JTB国内旅行企画は9月27日、公益社団法人の土木学会社会コミュニケーション委員会と一般社団法人の日本建設業連合会との連携のもと、神奈川県内で整備が進められている新東名高速道路及びさがみ縦貫道路のジャンクション工事現場と、国の重要文化財である日向薬師の解体修理現場を見学するツアーを実施する。

 同企画は、土木学会が100周年事業として展開する取り組みの一環で、有料の社会実験として土木や建築、社会資本を見学する「インフラツーリズム」の可能性を検証するねらい。

 ツアーは横浜発着のバス旅行とし、東名高速道路と新東名高速道路が交差する「伊勢原ジャンクション(仮称)」と、東名高速道路とさがみ縦貫道路が交差する「海老名ジャンクション」、新東名高速道路とさがみ縦貫道路の「海老名南ジャンクション」の工事現場を見学。海老名ジャンクションでは、開通前のジャンクションを歩けるようにした。

 また、日向薬師では、損傷が進んだ「宝城坊本堂」を約270年ぶりに7年がかりで解体修理しているところで、この作業の様子を見学する。

 旅行代金は、昼食に地元名物の豆腐料理を付けて1人7900円。募集人員は中学生以上限定の40名で、最少催行人員は20名とした。