石川県・山代温泉のゆのくに天祥（新滝英樹社長）はこのほど、貴賓室タイプの4室を改装し、プレミアムスイート客室としてリニューアルオープンさせた。総投資額は3500万円。

　客室はテラスと合わせて約140平方メートルの広さで、リビングスペースと独立したプライベート空間を併せ持っている。和室のほかツインベッド、リビング、白山連峰を眺めることのできるテラスを設け、家具は質感のある意匠を凝らした。

　またユニバーサルデザインを意識し、部屋と部屋、廊下、リビング、テラスなどには段差を設けずフラットフロアを採用した。

　高齢者や外国人などの客を意識し和モダンなベッドスペースを設置し、清潔感のあるデュベスタイルにシモンズ製マットレスを導入した。さらにBGM用のオーディオとDVDプレーヤー、加湿機能付き空気清浄機も設置している。

　同館では「今後ますます需要が増えてくる3世代の家族旅行や女子会、グループのお客様がご負担なくお過ごしいただける空間をご提供していきたい」と話している。

情報提供：トラベルニュース社