ミャンマー国際航空、関空/プノンペン・ヤンゴン間で定期チャーター、10月から
ミャンマー国際航空(8M)は10月8日、関空/プノンペン・ヤンゴン間の定期チャーター便の運航を開始する。関係国政府の認可取得が条件だ。当初は週3便の定期チャーター便として運航し、早期の定期便化をめざす。関空によると、定期便がヤンゴンに就航するのは15年ぶり、プノンペンへの定期便は開港以来初めてだという。
8Mの日本支社の役割を担う「ミャンマー・エアウェイズ・インターナショナル・ジャパン」によると、8Mが関空に定期チャーター便を就航するのは今回が初めて。日本/ミャンマー線は全日空(NH)が成田/ヤンゴン線を週7便で運航しており、関空発着とすることで成田との差別化をはかる考えだ。
定期チャーター便は月、水、土の週3便で、往路は関空発プノンペン経由でヤンゴンへ、復路はヤンゴンから関空への直行便として運航する。プノンペンの途中降機も可能としており、需要の積み増しをねらう考えだ。
ターゲットは日本発のレジャー需要で、同社によると、現時点ではMSツーリストが販売を担当する予定。消費者への直販は今のところ実施しない計画だ。また、定期便化した後はビジネス需要の取り込みもはかるとした。
運航機材はエアバスA319型機で、ビジネスクラス10席、エコノミークラス114席の計124席。詳細なスケジュールは以下の通り。
▽8M 関空/プノンペン・ヤンゴン線運航スケジュール(10月8日~)
8M9006便 KIX 13時00分発/PNH 16時00分着、17時00分発/RGN 18時00分着
8M9005便 RGN 01時00分発/KIX 08時30分着