フィンエアー、A350XWBの内装デザイン決定、297席

  • 2014年8月18日

 フィンエアー(AY)はこのほど、2015年に就航を予定しているエアバスA350XWB型機のキャビンデザインを公開した。ビジネスとエコノミーコンフォート、エコノミーの3クラス制で、座席数はビジネス46席、エコノミーコンフォート43席、エコノミー208席。全機にWiFi接続機器を搭載する。

 ビジネスクラスは1-2-1の配列で、フルフラットシートに16インチのスクリーンを備える。エコノミーは3-3-3で、シートピッチは31インチ。エコノミーコンフォートはヘッドレストとヘッドフォンの質を高め、シートピッチを35インチとする。スクリーンはいずれも11インチ。また、全クラスで電源やUSBソケットなども配置する。

 なお、AYは欧州でA350型機を運航する初の航空会社となる予定。11機の正式契約と8機のオプション契約を締結しており、2015年の後半から上海、バンコク、北京に投入し、その後も長距離路線用の主力航空機として運用していく計画だ。