クラツー、バス旅シリーズ「近場の味力」発売、関東近郊の食を訴求
クラブツーリズムは、新たな日帰りバス旅行シリーズ「近場の味力」の販売を開始した。これまでツアーの素材としては未開発だった、関東近郊の農業や漁業に注目したもので、地元の食材を楽しみ、地元の人々とふれあうことで、地域の魅力を再発見することをテーマとした。
第1弾となる商品は、今年9月から10月にかけて実施する「いとう漁協直営・朝獲れ鮮魚に舌鼓!旬のミカン狩り食べ放題とリアス式海岸・ジオパーク城ヶ崎海岸」。年間を通じて100種類以上の魚介類が水揚げされる伊東漁港で新鮮な地魚を味わうことなどを目的としたもので、上野および新宿から出発するコースと、立川および八王子から出発するコースの2種類を用意する。
ツアーは朝7時台に各地を出発。伊東漁港に向かう道中では小田原のかまぼこ店「鈴廣」で買い物をし、漁港では漁協直営の海鮮料理店「波魚波」(はとば)で、その日の朝に獲れた鮮魚を使った昼食を楽しむ。昼食後は城ヶ崎海岸のジオパークを散策した後、齊藤農園で食べ放題のミカン狩りを実施。なお、天候不良により漁に出られない日の昼食は、生簀の魚を使うという。
催行日は、上野・新宿発が9月23日、28日、10月1日、4日、8日。立川・八王子発は9月27日、10月2日、5日、15日で、旅行代金はいずれも1人8980円から。最少催行人員は25名で、添乗員が同行する。
なお、同シリーズでは今後、「千葉の農園リゾートで野菜摘み」や「小田原の漁港・街あるき」などの商品を予定しているという。