エミレーツ航空、視覚障害者向けに映画の解説放送導入

  • 2014年8月21日

 エミレーツ航空(EK)はこのほど、機内エンターテインメントシステム「ice」で、視覚障害者向けの映画解説放送を導入した。EKによると、航空会社で機内エンタ-テインメントシステムに映画の解説放送を取り入れるのはEKが初めて。

 解説放送は、セリフの合間にシーンの様子を説明するナレーションが流れるもの。対象言語は英語で、「アナと雪の女王」「ウォルト・ディズニーの約束」「カーズ2」「モンスターズ・ユニバーシティ」などウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズの16タイトルの映画に導入する。

 なお、EKは2007年から聴覚障害者向けに、セリフの字幕や効果音も文字として表示するクローズド・キャプションの導入も実施。現在、50タイトル以上の映画で対応しているという。