アマデウス、14年上期は利益8.9%増―GDS好調と買収が寄与
アマデウスITホールディングの2014年12月期上半期業績によると、収入は前年比8.5%増の17億3090万ユーロとなった。主力のGDSによる旅行予約コンテンツ流通事業が好調だったほか、ホテル向けITソリューション企業のニューマーケット・インターナショナル社、空港向けITソリューション企業のUFIS社の買収が寄与した。買収による効果を除いた成長率は6.3%。EBITDAは8.8%増の7億260万ユーロとなり、調整後利益は8.9%増の3億8060万ユーロとなった。
主力の旅行予約コンテンツ流通事業の収入は、4.6%増の12億7150万ユーロ。旅行会社の総航空予約数は3.8%増の2億4180万件となり、市場シェアは0.3ポイント増の40.3%となった。航空以外の予約数は2.4%減の3030万件。一方、ITソリューション事業の収入は11.6%増の4億5940万ユーロで、搭乗旅客数は15.6%増の3億2850万人だった。