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マリオット、中国河南省の鄭州にJWマリオット・ホテル開業

  • 2014年8月5日

 マリオット・インターナショナルは7月30日、中国河南省の鄭州に「JWマリオット・ホテル鄭州」を開業した。オーナー兼パートナーのグリーンランドグループとの長期契約に基づき、同ホテルを運営する。マリオット・インターナショナルが河南省でホテルを開業するのは今回が初めて。JWマリオット・ホテルとしては中国で7軒目となる。

 ホテルは、鄭州のビジネスの中心地区である鄭東新区に立つ60階建て、280メートルの「ミレニアム・ロイヤル・プラザ」内に設置。同プラザは鄭州国際会議展覧センターと河南省芸術センターの間に位置しており、ビジネス、観光双方の需要が見込めるという。

 客室は41階から55階を占めており、スイートを含む全416室。全室に床から天井までの大窓があり、鄭州の街並みが一望できる。また、38階、39階には中華・洋食専門レストラン「ザ・グリル」や、広東料理、河南料理、四川料理が堪能できる「マン・ホー」、ビュッフェレストラン「鄭州キッチン」を設置。アフタヌーンティなどが楽しめる「ザ・ラウンジ」も設けた。

 このほか、1000平方メートルのJWグランド・ボールルームや、会議室6室、プレファンクション・ロビーなど、計2500平方メートル以上の広さのミーティングやイベント用の施設も用意した。

 なお、マリオット・インターナショナルは今後12ヶ月で、北京、マカオ、重慶、昆明、深センにJWマリオット・ホテルを開業する計画。現在26ヶ国・地域に64のJWマリオット・ホテルがあるが、2016年までに36ヶ国・地域に92ホテルを展開する予定だ。