JTB関東、関東圏の観光情報サイト開設、訪問者増めざす
JTB関東は、8月1日に関東圏内の観光情報を発信するサイト「かんた~びれ」を開設した。7月1日に設立した任意団体「JTB関東交流文化誘致協議会」により立ち上げたもので、JTB関東圏内の埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県、新潟県、山梨県への訪問者の増加やエリア内での周遊客の拡大を目的とする。
同協議会はホテル、航空会社、バス会社、宿泊施設などの正会員127社、鉄道会社、自治体、観光協会などの賛助会員29社・団体で構成。情報発信や新しい旅の提案などにより、地域の活性化を促す観光局のような位置づけをめざす。
情報サイトでは、旅をテーマに「めずらしいこと」「おもしろいこと」「おいしいこと」など、様々な「こと」を、体験する、遊ぶ、観る、温泉、食べる、泊まる、買うなどのカテゴリ別に紹介する。現在、パソコンとスマートフォン用サイトを用意しているが、9月にはスマートフォン用アプリの提供を開始する予定。
同協議会では「かんた~びれ」での情報発信のほか、博物館や歴史的建造物などを使ったMICE用会場の開発や、夜の寺社散策や星空鑑賞など地域ならではの夜の楽しみ方などの提案などもおこなっていく考え。また、各地域や会員間の連携強化、情報収集や広報活動にも注力する。